2008年3月22日土曜日

国公立大学

国公立大学の後期の合格発表が昨日あったそうです。

私の身近には受験生が2人。
一人は浪人生の従兄弟の19歳男性。
希望の大阪大学に前期で合格。

素晴らしい!!
オメデトウ。
何がしたい??と聞くと、
「ゆっくりしたーい、ゲームしたーい!!」
との事。来週から北海道温泉旅行に出かけるそうです。

もう1人はピアノの生徒さん。
神奈川県のトップ校の湘南高校出身の浪人生19歳女性。
彼女は小学校の先生になりたくて学芸大学を2年連続受験。

残念ながら、前期後期共に不合格。
結果をすぐに知らせてくれました。

結局、玉川大学の教育学部に行くそうです。
彼女いわく
「どうしても学芸大学に行きたかった。でも行けなかった、自分の力が足りないんだと思いました。』
といっていました。

力が足りなかったのではない。
ただ、運が味方しなかったかもしれない。
真夏に連絡した時も「夏バテしていません、クーラーの効いた予備校で勉強の毎日なので寒いくらいです」と、がんばる様子を伝えてくれました。だから彼女が頑張ってた様子はよく知っています。
人生初めての挫折と言っていましたが、これも経験。
受験しなければ、浪人しなければいろんなことを味わうことはなかった訳で
こういう経験をすることにより人は学び、気持ちの分かる人になれるのです。
4年後、彼女は人の気持ちの分かる素晴らしい小学校の先生になることでしょう。

受験はほんとに大変です。
高校、大学と私は受験しましたが、あのときは頑張ったと自分でも思うし
合格の一文字に向かって努力することは今でも自分にとって自信に繋がっています。
またひとつ19歳の彼女が大きく見えました。

どんな春を迎えようとも、人生大学では決まりません。
いくつになろうとも建て直しは利くし、崩れ落ちるもの。
どちらに転んでも自分の精神力、周りの助けによって成り立つわけです。

19歳の春、桜は咲きました。
これからの若い2人は目が離せません!!
受験本当にお疲れ様でした。